W杯の日本サッカーチーム、残念ながらグループリーグ敗退です。
今朝の新聞やマスコミ各社、大会前はあれほど日本チームを持ち上げていたのに結果的に1勝もできなかったのがショックのようでかなり厳しい論調でしたね。
グループリーグ突破は当然で目標はベスト4。なかには優勝も可能なような記事もありました。
ドーハの悲劇を生で見ていた、にわかファンの私も日本のサッカーも強くなったもんだなと感心していたのですが。
でも、6月5日時点のFIFAランキングによると、日本は46位に対して第1戦で戦ったコートジボアールは21位、2戦目のギリシャは10位、3戦目のコロンビアは8位でどの国も日本より上位です。
データ通りにいかないのが勝負の面白いところですが、今回日本が属するグループでは奇しくもこのランキング通りの結果になってしまいました。
大会前のマスコミや関係者の評価を自己評価、FIFAランキングを客観評価とすると、今回の結果は客観評価の通りになったといえます。
このブログの6月6日の記事では一般に自己評価は客観評価よりも高いというようなことを書きました。
自己評価を高くすることは精神衛生上極めて大切なことですが、いざ相手のある勝負事やビジネスの世界では、自己評価よりも客観評価を重視した対策をしたほうが良い結果が得られるような気がします。