「おい、この本読んでみなよ。泣けるぜ」
先日近所の書店でなにか面白い本でもないかと物色していたときのことです。
立ち読みしている私の近くに男子高校生らしき若者二人がやってきて、そのうちの一人が私の近くに積んであった文庫本を手にとって友人らしきもう一人の男の子に話しかけていました。
「ふーん」
話しかけられた方の男の子はあまり興味がなさそうで二人ともそのままいってしまいました。
ほー、今どきの高校生でも本を読んで泣くのか、
特にめぼしい本も見当たらなかったので、試しにその男の子が感動したという本を買って読んでみま
した。
その男の子が泣けるといったのがこの本。太平洋戦争末期に編成された日本帝国海軍特別攻撃隊(神風特攻隊)の物語です。
…泣けました。
内容について詳しいことは書けませんが、なんと、この本400万部を超えるベストセラーだそうで、もうすぐ映画も上映されるそうです。
本の定価が約920円ですので、仮に印税が10%とすると…、92円×400万
印税だけで約4億円!
う、羨ましすぎる。
しかも作者の百田尚樹氏は50歳を過ぎての作家デビューだそうです。
次はオレだ、と虎視眈々と狙っているオジサン達がたくさんいるとか、いないとか。