すみれブログ
経営が軌道に乗るのにかかる時間
2015年12月22日

今年も残すところあと10日を切ってしまいましたね。ついこのあいだ年が明けたと思ったらあっという間に年末です。

 

振り返ってみれば今年はなかなか良い年でした。もちろん辛いこともあったのですが家族がみな無事健康で過ごせたことがなによりです。

 

仕事の方もみなさまのおかげでなんとか人並みの生活が送れる程度は頂けました。感謝、感謝です。

 

昔は弁理士も弁護士と同様、数が少なかったですから資格をとってしまえば食うに困らなかったのですが、数が増えた今はもう資格だけでは食えません。

 

大変な努力をして合格率数%の難関資格をなんとかGETしたものの、資格を取った後も同業者同士の過酷な競争に巻き込まれるなんて割に合わないと思いますが、いまさらもう引き返せないといった心境でしょうか。

 

ですので弁理士も昔のように本来の業務だけでやっていては食えないわけで同時にマーケティングやら営業にも注力しなければなりません。

 

でも経営する立場になって3年余り経ってつくづく思うのはやはり最大の営業はご縁あって頂いた仕事を誠心誠意やりとげかつ結果を出すこと。これに尽きます。

 

頑張っただけでは2回目はあるかもしれませんが3回目はありません。プロは結果がすべてですからね。

 

結果を出せばやがてまた新しいご依頼を頂けます。さらにその口コミで新たなご依頼も増えるという良いスパイラルに入ります。

 

もちろん1度きりというお客さまが大半ですが結果を出せば半分のお客さまは2度、3度と新しいご依頼を頂けます。そしてそのうち2割程度が固定客となって長いお付き合いになります。

 

固定客になって頂けると特に頼みたい仕事がなくても定期的にご依頼を頂けるようになりますのでこの固定客を如何に多く持つかが経営を大きく左右します。

 

他の士業は分かりませんが特許事務所の場合このスパイラルに入るにはだいたい3年くらいかかるのかなぁというのが実感です。

 

石の上にも3年といいますが特許事務所の経営が軌道にのるのもだいたい同じくらいの時間がかかるようです。

 

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