すみれブログ
ディスカッションを強要するセミナー
2015年07月13日

内容よりも講師の話術や構成等を勉強するために、業種を問わず可能な限りいろんなセミナーに参加するのですが、これはどうなんだろ?というセミナーがあります。

 

すでにタイトルからご察しのとおり、参加者同士のディスカッションやワークを強要するセミナーです。

 

先日もある商工会議所が主催するビジネス関係のセミナーに参加したのですが、特に毒にも薬にもならない内容で少々退屈していたところ、いきなり参加者同士でのディスカッションを要求してきたのです。

 

テーマは自分が最近経験したビジネス上の失敗。

 

もちろんまわりの参加者の殆どはお互い全く見ず知らすの方達ばかりで、相手の名前も素性も知らない人同士で3~4人程度にグループ分けしていきなり最近自分がビジネスで失敗した事例を話し合えとのこと。

 

まぁ、そこは皆さん大人ですので戸惑いながらもぎこちない会話で何とか乗り切ったのですが、さらにその30分後にはさらに違うテーマでのディスカッションを要求してきたのです。こんどはお互い苦笑いする始末…。

 

ふだん仕事でさんざんお客さんとディスカッションしているんだから、セミナーくらい静かに聴講させてよ、と思ったのは私だけではないはず。

 

講師の方にしてみれば2時間ものあいだ一方的に話しても参加者が退屈するだろう、とのことでそういった構成にしたのか、あるいはそんなマニュアルでもあるのでしょうか。内容が面白ければ全然退屈しないんですけどね。

 

そういえば、以前あるビジネスマナーに関するセミナーに参加したときも、オジサン同士でお辞儀の仕方やペンの手渡し方までやらされましたね。ちなみに、どちらもアラフォーの女性講師でした。

 

 

そんなに嫌だったら参加しなきゃいいんじゃない?

 

 

ハイ、そのとおりです。これからはちゃんと選んで参加します。

 

 

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