すみれブログ
ただで宣伝広告を行う方法
2015年04月26日

マーケティングに欠かせないのが宣伝広告。

 

この広告宣伝費用いったいどのくらいかかるかご存知でしょうか。ちょっと調べてみました。

 

◎新聞広告(一面広告)
・・・全国紙                   約2000~5000万円
・・・スポーツ紙、地方紙           数百万円
◎雑誌(1頁)                  数十万円~300万円
◎テレビ広告(15秒スポット、1回あたり)
・・・ゴールデンタイムの全国放送     200~300万円
・・・それ以外の全国放送          数十万円
・・・地方のテレビ局              数万円
◎駅のポスター(1週間)           数十~100万円
◎電車の中吊り広告             数十万円~百数十万円
◎バスのラッピング広告           数万円~数十万円
◎タウンパージ(1年間)           数十万円~百数十万円
◎インターネット
・・・バナー広告                数万円から100万円
・・・グーグルアドワーズ           1クリック10円~数百円
◎新聞のチラシ(1000部)            5~10万円
◎DM(1000部)                10万円
◎ティッシュ配り(1000部)          約3万円
◎電柱広告(1本1か月)           1,000~3000円
◎口コミ                     無料

 

こうやってみてみると、広告方法だけでなく費用もピンからキリまでありますね。特に新聞(全国紙)やテレビ広告はダントツの費用です。こんなところに広告を出せるのは全国展開している大企業だけですね。まぁ大企業となれば年間予算として数億円から数百億円の広告費用をかけているので当然でしょうが。

 

でも、テレビ広告といっても地方のテレビ局となると意外とリーズナブルで、わずか数万円で済みます。これなら地元の中小企業でも手が出ない額ではないでしょう。

 

また、新聞のチラシやDM、ティッシュ配り、電柱広告などは比較的安価ですので、個人や零細企業でもそれほど大きな負担にはならないでしょう。ちなみに口コミの費用対効果は抜群ですね(笑)

 

このように広告費用といってもピンからキリまでありますが、やはりそれなりに費用が掛かりますので、事業の規模や商圏、需要者などを考えてうまく選ぶ必要があります。

 

でも、このように大金をかけないでただで宣伝広告する裏ワザがあります。しかも全国規模で。

 

それはいわゆるテレビや新聞などのマスコミを利用すること。自社のトラブルをマスコミに取り上げてもらってガンガン放送してもらうことです。

 

最近の例でいえば、大塚家具のお家騒動。これで大塚家具の知名度は全国規模になったわけで、宣伝広告費用に換算すると数十億円規模といわれています。

 

それからちょっと古いものだと、ビジネスホテルチェーンの東横イン。たしか、義務付けられている身障者用の施設を作っていないとかでマスコミで騒がれましたが、これで結構有名になりました。

 

それから商標権侵害事件なんかもマスコミが食いつきやすい話題です。

 

たとえば、石屋製菓の「白い恋人」と吉本興業の「面白い恋人」との商標権侵害を巡る争い。居酒屋「和民」と「魚民」もありました。最近では焼き鳥店の「鳥貴族」と「鳥二郎」が商標権侵害と不正競争防止法違反で争っているのが大きなニュースになっています。

 

たまたま偶然見ていたのですが「鳥貴族」が「鳥二郎」の件は、どの局のワイドショーでも番組内で特集を組んでやってましたから凄い宣伝効果ですね。

 

ですのでマスコミに取り上げてもらうようにわざと商標権侵害訴訟を起こすという手もあります。

 

でも、お互いそれなりに知名度がないと、信用を失墜するだけになることにもなりかねませんのでご注意を。

 

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