すみれブログ
50歳からの起業
2015年03月10日

戦前は人生50年といわれていましたが、いまや日本の平均寿命は90歳に迫ろうとする勢いです。30代、40代なんてまだまだ小僧。50代でやっと人生の折り返しを過ぎたところです。

 

ところがいまだに多くの企業は60歳で定年退職。その後は悠々自適の隠居生活といいたいところですが年金が貰えるのは65歳から。しかも貰える額は雀の涙程度。多くのサラリーマンにとって悠々自適の隠居生活などというのは夢のまた夢です。

 

そうすると多くの人にとっては60歳を過ぎた後の第2の人生をどう過ごすかが大きなテーマになってきます。

 

「もう十分働いたし、蓄えもあるから何もしたくない」というのももちろん結構ですがちょっと勿体ない。現役時代に我慢していた旅行や山歩き、家庭菜園などの趣味も一通りやればやがて飽きます。

 

ちょっと前までは早期リタイヤなどという風潮が流行りましたが、やはり人というは死ぬまで何かしらの形で社会の役に立っていたいという誇りをもっている筈です。

 

しかも戦前のピラミッド型の人口構造時代ならともかく、いまの超高齢化社会の日本ではこれから益々増える老人がずっしりと社会の重しになってくる。今後の日本は低成長どころかマイナス成長時代を迎えるかもしれません。

 

といっても定年後の就職先は限られてしまいます。給料も微々たるものです。そうすると定年退職後にそれまでの経験を生かして起業するという手があります。

 

でも60歳を過ぎてからはちょっと遅いような気がします。事業を起こし、これを軌道に乗せるためには大変な努力が必要だからです。できれば30代、遅くても40~50歳の間に起業するのが最も良いと思います。50歳までであればまだまだ無理が利きます。

 

50歳からの起業。おおいにアリだと思います。これについては後日詳しく。

 

ちなみに私は死ぬまで働くつもりです。もちろん若いときのようにバリバリと働くのは無理でしょうが年相応の労働をして常に社会に貢献したいのです。自分の食い扶持は自分で稼ぎます。隠居生活なんてこれっぽちも考えていません。年金は払っていますがそれこそ万が一のためです。

 

もちろんそれまでお客様から仕事が貰えたらの話しですケドね…。

 

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