大阪を中心とする全国の歯医者さんがIT業者に騙されて多額の金銭トラブルとなっているようです(ココ)。
専用のIT機器をリース契約すれば、月10~20人の新規患者の来院を保証し、万一患者がゼロならリース代金分を、足りなければその人数に応じた分をIT業者が毎月返金するというもの。
しかし、医院の多くが患者は来ておらず、さらに「返金も一切なく、リース契約の支払いだけが残った」と主張。IT機器のリース契約を結んだ大手リース会社に、月5万円前後のリース代を数年かけて計200万~300万円納めることになります。
どこかで聞いたような話です。
この件に関し、リース会社は「一切コメントしない」としているようです。
納得できないからとリース会社への支払いを停止すると、こんどは粛々と訴訟を起こされ、さらに信用情報機関(ブラックリスト)に登録される運びとなります。
このようなリース契約を巡るトラブルは昔から何度も繰り返され、一向に減る様子はありません。
他人の不幸は蜜の味ではないでしょうが、それでもいまだに世の中の風潮は騙されたほうが悪いというのが趨勢のようです。