最近のテレビは面白いというか、つくりがうまいというか、ちょっと見始めるとついずるずる最後まで見てしまいますね。
特に年末年始はテレビ局にとってはかき入れ時ですから、各局とも特番を組んで熾烈な視聴率競争を繰り広げているようです。経営者たるものテレビなんかを見て喜んでるようではイカンという人もいますが年末年始くらいはいいのでは。
それになかなかためになりますよ。ものによってはつまらない自己啓発本なんか読むよりずっと役に立ったりします。
今日はNHKの夜のテレビ番組がなかなか面白かったです。タイトルは忘れましたが、日本に1000以上もある学会の学会員に番組のスタッフがあるテーマの解決策について一斉にメールを送信してその回答を紹介する番組です。その一つに運が良くなる方法についてのテーマが面白かったです。
運に対する多くの学会員の意見は、「そもそも運とはコントロールできないものであるからそれを良くしようとすること自体ナンセンス」というのが大半でしたが、イギリスの心理学者の研究によれば、運を良くする方法は確かに存在するらしいのです。
この学者の話によれば誰にも平等に幸運と不運とが訪れるそうで基本的に運の良い人も悪い人も存在しないそうです。でもなぜ運の良い人と悪い人がいるのか。それははたから見て運の良い人はたまたま訪れた幸運を見つけてものにし、はたから見て運の悪い人はその幸運に気づかないでみすみすやり過ごしているだけだそうです。
ん~、なるほど。
ではどうしたらたまたま訪れた幸運をしっかりと見つけることができるのかというと、それは普段からなるべくリラックスして常に物事をポジティブにとらえることだそうです。そうすると何気ない発見や出来事から幸運(チャンス)を見つけることができる。
逆にいつも緊張したり落ち込んだり物事をネガティブに考えがちの人は見方が狭かったり偏っているため、たまたま訪れた幸運に気付き難くみすみす見逃しているんだそうです。
そういえば事業で成功している人はみな考え方がポジティブですね。ポジティブに考えるから成功するのか成功しているからポジティブな考えになるのか、たぶん両方の相乗効果でうまい具合に回っているのではないでしょうか。私淑するソフトバンクの孫さんなんかは典型的なポジティブ人間ですからね。
逆にネガティブなことばかり考えてると負のスパイラルに落ちてしまうということですね。私はどちらかというとネガティブな考え方をしがちな人間ですので気をつけます。
ということで来年はいいときはそれなりに、辛いときはなるべく愚痴らずにカラ元気で頑張りたいと思います。