すみれブログ
喋りのスキル
2014年11月21日

いつもは毒舌を吐いたり強面の人がいざ大勢の人の前で喋るとなると、赤面したり、緊張してしどろもどろになったりする一方、見かけはショボイけど大勢の人の前で堂々と演説したり笑いをとっているのをみると、人は見掛けによらないものだなぁとつくづく思います。

 

かくゆう私も東北人のせいか元々無口な方で大勢の人の前で喋るのは苦手ですが、年齢的というか職業柄というかどうしてもそういった機会が年と共に増えてきます。特にクライアントから簡単なセミナー講師を頼まれたり結婚式で挨拶を頼まれれば断るわけにもいきませんし、その都度胃の痛い思いをするわけです。

 

ですが、やはり慣れというものは恐ろしいもので最近ではそれほど緊張することもなくなり、むしろ如何に笑いをとるかということばかりに気をとられて肝心の話しの内容がすかすかだったりします。狙ったとおりの笑いがとれるとそれが快楽だったりして、だんだんお笑いのツボというものが分かってきたような勘違いもしています。

 

それでもやはり多くの場数を踏んでいるセミナー講師や司会者、落語家といったプロの噺家さん(?)たちをみると、喋り方はもちろん、間の取り方や抑揚、アドリブ等がすばらしく、さすがプロだなぁと感心しますね。

 

弁理士の先生方にもこのトーク力というか話術に優れた人がたくさんおりまして、そういった先生方のセミナーを受けた後には勝手に敗北感に浸っていたりします。

 

テレビをみてもこの話術に優れた芸人さんだけが長く生き残っているようで、芸能界に限らず一般社会でも特にリーダーとなる人にとってはこの喋りのスキルは不可欠なものであると最近つくづく感じる次第です。

 

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