すみれブログ
任期付き審査官の募集
2014年11月14日

いま特許庁で任期付き審査官(任期付き職員)の募集をしているようです(ココ)。

 

任期は5年で1回に限り再採用があるとのことですので10年間は国家公務員として安定した給与と身分が保障されるようです。しかもそのうち7年間審査官を務めれば難関の弁理士資格まで貰えるという至れり尽くせりの制度です。

 

この制度たしか10年ほど前に始まったと思うのですが毎回10倍を超える人気で知財業界に興味のある人にとっては魅力のある制度ですね。今回もそれ以上の倍率が予想されます。

 

応募条件は大卒で技術的素養がある人であれば特に知的財産の知識や年齢制限などはなく誰でも応募できるようです。このパンフレットによれば20代から50代までまんべんなく採用されているようですので転職が困難な30代後半以降の人たちにとってはとても魅力的ではないでしょうか。

 

弁理士会が発行している月刊誌(パテント)に特集された任期付き審査官の体験談によれば、任用されてから最初の2年間は審査官補として審査官の厳しい指導を受けた後、審査官試験に合格し、3年目から一人前の審査官として独り立ちして審査にあたるようです。

 

ただ、任期終了前に弁理士試験に合格したり、正規採用(国家公務員試験1種合格)の審査官との違いに閉塞感を感じて途中で辞めていく人も少なからずいるようで、それはそれなりに大変そうです。

 

それでも自分は将来知財業界で飯を食っていきたい、という志のある方はぜひチャレンジしてみては如何でしょうか。応募締切りは平成26年12月19日(金曜日)です。

 

私も応募してみようかな(笑)

 
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