すみれブログ
薄毛、脱毛ビジネス
2014年09月18日

先日、思いっきり髪を短くしたら、なんやら自分が認識していたよりも額の面積がかなり広くなっている。

 

そう、知らない間、というか敢えて気にしないでいた間に徐々にハゲが進行していたようだ。まぁ、この年になればそれなりに薄くなるのは仕方がないことだがやはり少し寂しい。

 

このまま放っておけばさらに進行するのは間違いなく、座して死を待つよりも少しでも抗う手段を探してみた。

 

で、早速ネットなんかで調べて見ると、薄毛・脱毛対策として取り敢えず手っ取り早いのが薬局やコンビニで売っている育毛剤を使うこと。

 

しかし、どうやら市販の育毛剤では効果は殆どないようだ。薄毛・脱毛の原因が毛穴に詰まった皮脂汚れのようなケースには効果があるようだが、これが原因の薄毛・脱毛は例が少なくそれ以外が原因の場合では気休めと思って間違いない。

 

次に、考えられる対策としては薄毛・脱毛の専門医に診て貰うこと。

 

男性のハゲの原因のうち最も多いのが男性型脱毛症(AGA)というものらしく、中年以降に進行するハゲの殆どはこれが原因とのこと。

 

このAGAは主にジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの1つが加齢と共に増えて毛根細胞に悪影響を及ぼすのが原因のようだ。医療機関が行うこのAGAの治療は、DHTの作用を抑制するミノキシジルやフィナステリドといった薬物によるものがメインとのこと。

 

ただし、このAGAは病気とは認められないため、治療のために健康保険は利かず全額自費負担。たしかにたかがハゲ治療のために貴重な健康保険料を使われたのでは堪ったものではない。

 

この薬物治療を選択した場合、薬代だけでも月1万円程度、さらに特殊に調合した薬では月3万円以上かかるらしい。しかも、効果が現れるのが6ヶ月から2年後といわれるため、経済的な負担は軽くない。また、内服薬であるため薬の副作用も心配だ。

 

次に、考えられるのがカツラ。

 

治療と云えるかどうかわからないがハゲを隠すには最も手っ取り早い。でもそれなりに高品質なものを選ぶとなるとそれなりに高額な費用がかかるようだ。カツラの殆どはオーダーメイドであり、しかも換えのカツラを用意するとなると軽く50万円~100万円以上はかかるらしい。

 

さらに、究極的な選択は、植毛。

 

不思議なことに頭頂部や前頭部の毛はヘタレでDHTの影響で直ぐに抜け落ちてしまうが、側頭部や後頭部の毛は根性があってDHTへの耐性が強く簡単には抜け落ちないそうだ。

 

そこで、この根性がある側頭部や後頭部の毛根を引き抜いてきて頭頂部や前頭部に植え付けるのが植毛。田植えの苗のようなものだ。うまく根付けば一生伸びつづけるらしい。

 

想像しただけで何やらとても痛そうだが、最近では技術が進歩して痛みや術後の影響が少ないものが登場しているとのこと。しかも費用も数十万円からやってくれるようでカツラを作ると思えばそれほど高くない。

 

とはいえ、さすがに植毛というと俳優やタレントのような特殊な職業ならいざしらず、普通のサラリーマンや自営業者が選択するにはまだちょっとハードルが高いような気がします。

 

でも、いまのところハゲ治療のなかではこれがもっとも効果的ですので、あと10年もしたらこれが主流になっているかも…。

 

まぁ、ハゲといっても毛がなくなるだけですので、ありのままの姿を受け入れるのが一番楽かもしれませんね。

 

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