すみれブログ
HPに顔写真を載せることの是非
2014年06月27日

お店や会社のホームページ(HP)を作った場合、そのHPに代表者や従業員の顔写真を載せるか否かという問題があります。

 

私が調べた限りネットでの集客を目的とした(と思われる)HPの場合には、従業員はともかく少なくとも代表者の顔写真は載せているケースが殆どです。

 

しかしそうでない(と思われる)HPの場合、例えば既に常連客や固定客がいて、現状でも十分ビジネスが成り立っている(と思われる)ケースや、イメージを大切にするお店や会社のHPでは代表者の顔写真すら載せていないものが多いようです。

 

後者の場合はともかく前者のようなHPの場合、なぜ顔写真を載せるのかというと特にこれといった理由はなく、なんとなく

・みんながやってるから、

・HP作成業者が勧めるから、

というような理由が殆どのようです。

 

モデルのような容姿やナルシストでもないかぎり、普通の人は不特定多数がみるHPに自分の顔写真を載せるのは躊躇するのですが、顔写真を載せることでビジネスがうまくいくのであれば仕方がない、というのが本音ではないでしょうか。

 

かくゆう私も自分の顔写真をホームページのトップにどーんと載せているのですが、はたしてこれがいいのか悪いのか正直よく分かりません。

 

人は誰しも好みというものがありますから、顔写真を見ただけで苦手なタイプだと思われたらその瞬間に門前払いを受けてしまい、ビジネスチャンスを逃してしまうのではないかという否定的な考えもあります。ページを開いた途端に見ず知らずのオジサンの満面の笑みの画像なんか見せつけられたら却って引いてしまうのではないか。

 

かといってどんな人が商売しているのかまったく目に見えないのも不安です。特に、接客業やサービス業の場合は気にする人が多いのではないでしょうか。

 

結局のところ、HPに顔写真を載せることについてはいろいろとメリットの方が多いと思いますが、載せる写真や使い方によっては両刃の剣のような気がします。

 

少なくともスナップ写真や運転免許証につけるような写真ではなくて、近所の写真屋さんでもいいので同一性を損なわない程度にそれなりに盛ったものを使った方が良いと思います。

 

ちなみに外国の企業やファームのHPではほぼ例外なく役員以上の顔写真が載っています。しかもその殆どはプロカメラマンが撮影したであろうというようなすばらしいものばかりです。

 

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