今から10年ほど前に日本テレビ系で放映された人気番組です。
一般人である起業家が事業計画をプレゼンテーションし、投資家がその出資の可否を決定するという内容でした。
自らビジネスで成功した投資家が目の前に数千万円の札束をおいて、起業家がだしたアイデアを巡って喧々諤々のやりとりをするというリアルな演出(?)が面白かったですね。一部はいまでもyoutubeで見れます。
やはり、ビジネスで成功した人は言うことも考え方も一般人とは違うんだなぁと妙に感心して視ていたものでした。
…で、あれから10年経ったいま、虎たちはどうしているかというと、残念ながらほんの一部の人を除いてあまり芳しくないようです。
レストランチェーンや不動産業で成功していた虎やリサイクル業で成功した虎は、その後の不況を乗り越えられず倒産したり、自己破産しています。
また、外車の輸入販売をしていた虎も多額の負債を抱えたり、ラーメン屋で成功していた虎も大幅に店舗を縮小して細々とやっているようです(→ココ)。
盛者必衰の理というと大袈裟ですが、起業家がビジネスで成功するのは、その人の「人間性」や「能力」、「努力」というよりも、意外と「運」と「度胸」だけだったりするのかもしれません。