すみれブログ
STAP細胞
2014年01月30日

独立行政法人理化学研究所の女性研究員(小保方晴子さん)が生物学の常識を覆す革新的な研究結果を発表したようです。

 

報道によれば、マウスの細胞を紅茶に25分間浸けるだけといった極めて簡単な方法でiPS細胞を超える万能性幹細胞(STAP細胞)を作成できたとのこと。あまりにも簡単すぎて、「一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否された」そうです、

 

もしこれが本当だったらノーベル賞級の大発明といえるのではないでしょうか。山中教授に続く大偉業です。全然関係ありませんが同じ日本人として誇らしいですね。

 

で、やっばり職業柄、気になるのは、特許のほうはどうなの?ってこと。

 

報道ではその辺のことは触れていないようでしたので、早速IPDLで発明者「小保方晴子」で検索してみたところ、今のところ出願件数は「0」。

 

特許出願から1年6ヶ月間は秘密状態ですので、おそらくこの1年以内にこの関連技術は理化学研究所あたりから当然特許出願されているとは思います。

 

でも、報道通りの発明であるとすると、発明自体あまりにも簡単すぎて(ような気がして)、新規性や進歩性をどうやってクリアしていくのか気になるところです。

 

仮に、核心部分の発明についての特許が無理だとしても、その周辺技術を特許で抑えることで実質的にこの技術を独占することは可能ですので、ここは理化学研究所の知財担当者や弁理士の腕の見せ所ですね。

 

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