「お電話代わりました、弁理士の木船と申します」
「…あのー、タウンページを見て電話したんですが…」(弊所ではタウンページにも広告を出しています。)
「ハイ、ありがとうございます。どのようなご相談でしょうか」
「 …
…
…主人は遊んでないっていうんですけど(少し涙声)…」
「???」
「…わたし、どうしても信じれないんです」
「?」
…
「!」
「すみません、うちは特許事務所なんですが」
「…トッキョ?」
「はい」
「ベンゴシって書いてありますけど」
「弁理士です」
「ベンリシ?」
「はい、発明とか商標とかのお手伝いをさせて頂いています」
「はー?」
「はい、ですのでそういったご相談なら法律事務所か探偵事務所の方がいいと思いますよ」
「 …そーですか
…
…それならどこに電話すればいいんですか(怒)」
「…そ、そーですね、たぶんそのタウンページの2,3頁前あたりにたくさん広告が載ってると思いますけど」
「…」
「すみません、お役に立てなくて」
たまーにあります。
年に1回くらい?