昨日、自宅PCがウィルス感染してしまい、使えなくなってしまいました。
電源を入れると通常通り起動していつものデスクトップ画面を出るのですが、その後は何をクリックしても反応しません。
仕方なくあちこちクリックすると、やがて見たこともないセキュリティソフト専用の画面が出て、「このPCはウィルス感染している。このウィルスを駆除するためのは、セキュリティソフトの更新が必要だ」という趣旨の英文が出て、更新費用「99.90$」と、クレジットカード番号の入力を促す画面が出てきます。
要するに、このPCを使いたければ「99.90$」をクレジットカードで支払え、というセキュリティソフトを騙った「システムケアアンチウィルス」という偽アンチウィルスソフトでした。
感染していないPCを使って削除方法をネットで調べると、このウィルスは、PCをセーフモードで起動して所定のフォルダーのある隠しファイルを削除すれば駆除できるとのこと。早速、説明通りやってみると、簡単に削除できました(ちなみに、削除方法はココ)(感染源は、なんと!Java か Adobe だって?)。
PCのウィルス感染は初めだったので最初はびっくりしましたが、ネットで調べるとこの偽アンチウィルスソフトに感染している例が多く、中にはパニックになって言われるままにお金を払ってしまう人がいるかもしれませんね。
しかも全て英文でしたので、もしかしたら全世界にバラまかれていて各国で結構な被害を出しているかも…
ウィルス感染した自宅PCは完全にネットサーフィン専用で重要なファイルや情報は保存していません。ですので最悪リカバリすれば、それほど大事にはならないのですが、重要な情報を保管していたり、特にネットバンキングをやっているような場合には被害が甚大になる可能性があるので、もはやセキュリティソフトは必要不可欠ですね。
ちなみに事務所のPCは全台最新のセキュリティソフト導入済みで、更新(←コレ重要)も欠かさず行っていますのでウィルス感染の心配は無用です。
追伸
このウェブサイトによると、最新のセキュリティソフトを入れてこれを頻繁に更新しているだけではダメで、Java か Adobeを入れている場合にはこれらのソフトも頻繁に更新する必要があるとのことです。注意しましょう。