今週に入ってからWannaCry(ワナクライ)というWindowsを標的としたランサムウェア(コンピュータウィルス)が世界中で猛威を振るっているようです。
なんと今日弊所のPCにも以下のようなワードマクロらしき添付ファイル付きのメールが送られてきました。題名は「請求書「INVOICE」(3728)」です。
-----------------------------
本社管理部
お疲れ様です。
添付ファイルのご確認、宜しくお願いいたします。
**********************************************
東日本営業部
ファックス:03-5781-3531
携帯:090-5210-8203
E-MAIL:info@hudosan.nittsu.co.jp
**********************************************
------------------------------
ネットバンク情報を狙った迷惑メールは以前からたびたびあったのですが、インストールしているセキュリティソフトが自動的に弾いてくれたのでいまのところ実害はありません。
ですが今回のメールはセキュリティソフトを通過してそのまま入ってきてしまいました。これじゃうっかり添付ファイルを開いてしまいますよね。危ない、危ない。
ネットの情報によればこれに感染するとPCが使えなくなり、それを解除するためには500ドル(約56000円)を支払わなければならないとのこと。
しかし実際にお金を支払っても元に戻るかどうかはわかりません(たぶん戻らない)。いまのところこのウィルスに感染したPCを自力で元に戻すためにはHDDを初期化してインストールし直す方法しかなく、当然大切なデータやソフトは全部ふっ飛んでしまうようです。
もう、こうなったら泣くに泣けないですね。ホント世の中には悪い奴がいるものです。
とりあえず万が一感染したときのためにWindowsの「システムイメージの作成」と「システム修復ディスクの作成」だけは必ずやっておきましょう。
皆さんも十分にお気を付けください。