アメリカや香港、韓国のように日本でも近いうちにカジノが解禁される動きになっています。
このカジノ解禁に対しては反対の声が多いようですね。その理由の1つがギャンブル依存患者の増加だそうです。
日本国内にはいま500万人以上のギャンブル依存症の人がいるそうで、カジノが解禁されるとこのギャンブル依存症の人が益々増えて社会問題になるおそれがあるとのこと。
はたしてそうでしょうか?
日本には以前から競馬、競輪、競艇、自転車レースなどの公営ギャンブルの他に、パチンコという民間業者が運営するギャンブル施設が至る所にあるし、日本国中の殆どの駅前には必ずパチンコ店があり、しかも1年365日好きなときに好きなだけ遊ぶことができます。こんな環境は世界中見ても日本だけです。
報道によると世界中のカジノの1年間の総売り上げは約18兆円ですが、日本国内ではパチンコを含めた全ギャンブルの売り上げが年間で26兆円を超えるそうで、たった1国で世界中のカジノの1年間の総売り上げを大きく超えるそうです。
まさに日本はギャンブル大国ですね。
そのギャンブル大国に新しく1つのギャンブル施設が加わるだけで多くの日本人にとっては殆ど影響ないだろうと思います。やる人はやるし、やらない人は一切やらない。
ただ、外国人観光客にとって従来の日本のギャンブルは敷居が高いのに対し、カジノは世界的に認知度が高いので外貨獲得の手段の1つとしてはいいかもしれません。それに違法な闇カジノの撲滅にもなりますしね。
結局のところ個人的にはカジノはあってもなくてもどうでもいいですけど、もっと深刻なパチンコ依存症患者を蔑ろにしてカジノ法案ばかり騒いでいてもちょっと的外れのような気がします。