すみれブログ
人生は運と選択
2016年09月20日

NHK大河ドラマの真田丸、面白いですね。退屈なシーンが殆どなくていつもあっという間に見終わってしまいます。さすが三谷幸喜さんの脚本は秀逸です。

 

前回は関ヶ原の戦いでした。といっても肝心の関ヶ原のシーンは僅か50秒。これはニュースにもなっていましたね。でも誰でも知っている合戦に制作費をかけても仕方ないし、実際に真田家はこの合戦に参加していないわけですからこれはこれでいいと思います。

 

西軍(石田三成側)についた真田昌幸・信繁親子は、長男信幸らの徳川家康への助命嘆願の結果、命だけは助けられ、高野山の麓に幽閉される結果となってしまいます。

 

もし、犬伏の話し合いで東軍(徳川家康側)を選んでいれば、その後は信濃一帯を治める大大名になっていたであろうに。

 

考えてみれば戦略家の真田昌幸でさえ選択を誤るほど関ヶ原の戦いというのは勝敗が微妙だったのですね。もし、西軍が勝っていたら江戸(東京)という大都会はなかったかもしれないし、そう思うと歴史というのはホントに繊細で微妙なものだなぁとつくづく思います。

 

来週は幽閉後のシーンをやるようですが、昌幸・信繁親子は三成を選んだことをどんなに悔いたことか想像に難くありません。昌幸ほどの知略・戦略に優れた名将であってもたった1つの重大な選択を誤っただけで天と地ほどの結果となってしまいました。まぁ、これも運命でしょうか。

 

私ごときが偉そうに言える立場ではないのですが、人生なんていうのはちょっとした努力と運と選択だけですから、どんなに努力しても選択を誤ったり運がなければどうしようもありません。

 

逆に考えれば、選択を間違えずに運に恵まれればたいした努力もしなくとも成功を収めることができるわけですが、なかなかそう思いとおりにいかないのも人生の面白いところですね。

 

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