すみれブログ
介護ロボット
2014年06月11日

日本人の平均寿命(約83歳)が世界一なのは有名ですが、日本人の平均年齢は約45歳でこれも世界一です。

 

アメリカは37歳、イギリスは40歳、ロシアは38歳、中国は36歳、ブラジルは30歳、インドは26歳…だそうです。

 

そう、日本は世界一の老人国家なのです。老人に未来がないようにこのままでは残念ながら日本という国にも未来がないように思えます。

 

ところがドッコイ(笑)、日本には優れた技術力がたくさんあります。しかも一部の大企業だけでなく町工場のような中小企業でも優れた技術を持つ企業がたくさん存在します。

 

昨日、お台場のビッグサイトで開催されている「FOOMA JAPAN2014(国際食品工業展)」にいってきました。弊所のクライアントが出展しているからです。

 

今回は食品機械に関する展示でしたが、どれをみてもすばらしい技術で海外からの視察も多くありました。1時間でギョーザ1500個、すし4300貫も作る機械もありました。一言も文句を言わずにです(笑)。

 

最近の景気回復と少子高齢化により、いま建築現場や外食産業では人手不足が深刻になっています。しかもこれは将来慢性的に続くことが予想されます。

 

今後、確実に不足する労働力をどうしたら良いか。

 

海外からの移民を受け入れるなどというばかげたことをいう政治家もいますが、彼らが年を取って用済みになったら自国へ帰れ、とでも言うのでしょうか。

 

やはり、今後不足する労働力は機械で補うしかないと思います。労働力の機械化は絶対に避けて通れない課題です。先見の明がある企業ではすでにロボットの本格的な開発を計画しており、政府もこの分野には本腰を入れるようです

 

労働力の不足は特に介護分野でより深刻になります。これからの日本は老人ばかり増えて若者はどんどん減っていって介護する人はいなくなってしまうでしょう。

 

介護は肉体的にも精神的にも大変な作業です。それをロボットに任せるのです。特に入浴や排泄といった人間の尊厳に関わるような介護は寧ろロボットの方がいいと思います。

 

ちょっと前までは二足歩行も難しかったのに、今では駆け足もできるようになってきました。部屋の中を自由に歩き回り、ベッドに横たわっている人を抱えて車椅子に乗せ替えて移動することくらいはもうすぐできそうです(炊事や洗濯は、まだ難しいかな?)。

 

いろんな意見があるようですが、私が将来不本意ながら寝たきり状態になってしまったら、人間よりもロボットに介護して貰いたい。

 

一切文句を言わずに黙々と奉仕してくれる。ゲームのキャラクターのように性格や容姿も自由に設定できる。そして人生の最後はその愛するロボットが看取ってくれる…。

 

そんなロボットができたら全財産を売り払っても手に入れるかも…。

 

にほんブログ村 経営ブログ 経営者へ